『月曜から夜ふかし』でおなじみの多田さんに、「顎の骨切り手術に失敗した」という声が一気に広がっています。

2026年7月に韓国で上下の顎の骨を切る「両顎手術」と輪郭の手術を受けてから、ちょうど3か月がたったところです。

10月15日、「失敗」「老け込んだ」という言葉と一緒に、卒業アルバムと術後の写真を並べた画像がXで回り始めました。

本人がInstagramに出した経過を術前から順に並べて見ると、たしかに変わり方は大きいですよね。

「本人が満足しているならそれでいい」と思う人もいれば、「さすがに不自然では」と引っかかった人もいて、ネットの声はきれいに二つに割れています。

ただ、「失敗」の画像だけを見た人には、届いていない言葉がひとつ。

画像が広がる前の日に、多田さん本人がInstagramのストーリーズに書いていた一文です。

「私の顔なのに、私より納得いってない人がいるの面白すぎる」

多田さんの両顎手術がいまどの段階にあるのか、「老けた」と言われる口元をどう見ればいいのかを、本人の言葉から追っていきます。


「失敗」の画像に並んだ術後15日目

多田さんは、2016年の街頭インタビューでフェフ姉さんと一緒に映ったのをきっかけに、番組へたびたび登場するようになった人です。

整形を隠してこなかった人でもあって、2018年7月の特番の生放送で鼻と目の整形を打ち明けて以来、出演のたびに報告してきたと伝えられています。

その多田さんが7月9日から韓国へ渡ると知ったとき、ネットはまず驚きました。

受けたのは、上下の顎の骨を切って位置を動かす手術と輪郭の手術で、費用は自費で300万円以上と報じられています。

「安かろう悪かろうの韓国美容なのか」という声も出ていますが、少なくとも費用の面では、安さで選んだ手術ではありません。

目や鼻の整形を重ねてきた多田さんにとっても骨を動かす手術は別物だったようで、7月のストーリーズには「脂肪吸引は痛いし、骨切りは苦しい」と書いていたとのこと。

 

驚きが心配や批判に変わったのは、10月に入ってからです。

術後2か月で迎えた12日の『月曜から夜ふかし』で、多田さんはフェフ姉さんと対面し、マスクを外して術後の顔を見せました。

14日にはInstagramのストーリーズで、術前から3か月目までの6枚を並べたビフォーアフターを公開しています。

そして15日、卒業アルバムと術前の顔、術後15日目の写真、番組の画面を並べて「失敗していた」とまとめたポストが、Xで大きく広がりました。

「失敗」の2文字と並んでいたのは、本人が「完成は1年後」と言われたという手術の、まだ15日目の顔と、ダウンタイム2か月目で出た番組の顔だったんです。


番組で出た「元に戻して」の続き

「失敗」説でよく引かれているのが、番組での一言。

報道によると、多田さんはフェフ姉さんの前でこう話していました。

「いろんな整形してきたじゃん。初めて、きれいにならなくていいから元に戻して、と思った」

この一言だけを聞けば、仕上がりを悔やんでいるように聞こえてしまいますよね。

実際ネットでは、「そうとう後悔してるんだろうな」という受け止め方も出ています。

 

ところが報じられた発言には「苦しすぎて」という続きがあって、手術のあとの日々を「息ができなくなるんじゃないかっていうぐらい地獄な時間」と振り返っていたそうです。

7月の手術直後のストーリーズにも、「今日明日、腫れがピークだ 耳・鼻・顔・喉全部が辛い」と書いていて、食事も睡眠もろくに取れなかったと明かしています。

同じ回を見ていた人の中には、顔の変化と一緒に、その苦しさに共感した人もいました。

番組でフェフ姉さんが返したのも、顔の出来ばえの話ではなかったんですよね。

ダウンタイム中にたばこをやめたと聞くと、80歳まで吸い続けたらいくらかかるかをAIに尋ねて、手術代を軽く超える額を出させたうえで「むしろプラスっすね。浮いたっすね。やってよかったな!」と声をかけたそうです。

ネットで「どこまでも友達思い」と言われたのも、うなずける返し方でした。

報じられた言葉の上では、「元に戻して」の理由として語られていたのは、仕上がりではなく苦しさだったんです。


「老けた」の声と本人の「笑顔もキモイ」

とはいえ、出回った写真や番組の顔を見て「口元が引っ込んだ」「老けて見える」と感じたのは、外野だけではありませんでした。

多田さん自身、3か月のビフォーアフターに「笑顔もキモイ!!両顎したって感じの笑顔!!」と書き添えていたんです。

口のまわりと顎のまわりの感覚も、まだ戻っていないそうで、本人の言葉は「麻痺!!エグい長い!!」。

番組を見た人の中には、話しているあいだ多田さんがしきりに口元を手のひらで隠していたことに気づいて、「本人はかなり気にしてると思う」と書いた人もいます。

隠していた理由を、多田さんは話していません。

ただ、同じ時期のストーリーズには「口周りと顎周りの感覚は未だにありません」とも書いていて、感覚のない口元で人と話す落ち着かなさは、本人がいちばん分かっているはずです。

 

ネットでは、「口が異様に引っ込んで」と書いた人や、「両顎した後のたるみのことガチ考えなきゃな〜って思う 動いてるの見てても気になるもん」と書いた人がいます。

「かけた費用やリスク、時間、アフターケアに比べて得るメリットが少ない気がする」と、自分ならやらないと考えた人もいました。

口元の位置を動かす整形には、整形の体験を発信している人のあいだでも、前からこんな心配が書かれています。

多田さんの件より3年前の投稿で、多田さんの口元がどれだけ動いたのかも公表されていません。

それでも、口元が引っ込むと横顔の立体感が減る、という心配は、今回「口元が引っ込んだ」と感じた人の目と同じところを見ています。

 

では、その麻痺やぎこちない笑顔は、このまま残るのでしょうか。

東京歯科大学市川総合病院が、顎の手術を受けた579人の経過を調べた2026年の報告があります。

下の顎の手術のあとで下唇のあたりの感覚が鈍くなったのは、左側で約4割、右側で約3割で、そのうち9割あまりが半年までに戻っていたそうです。

戻らない人もいるので、多田さんがどちらに入るのかは、まだ誰にも言えません。

ただ、3か月目の笑顔は、まだ途中の笑顔ということになります。


本人が書いていた「そこからが本番」

「失敗」のポストが広がる1週間ほど前、10月9日の未明に、多田さんがその少し前にInstagramのストーリーズへ書いた文面がXで共有されていました。

両顎の手術を3回受けたという人が、「気持ちわかる」と添えて共有したものです。

画像の中で多田さんは、ダウンタイムが長すぎて定期的に気持ちが沈む、と打ち明けたうえで、「手術を乗り越えたら終わりじゃなくて、そこからが本番」と書いています。

そして、「骨切りはリフトアップまでして骨切り」と言われるくらい、その後のたるみケアもマストだと。

上の顎を持ち上げた量が多かったぶん、鼻の下を短くする「人中短縮」も「ほぼマスト」と書いていました。

15日に「老け込んだ」と言われた口まわりのたるみは、本人がその前から、このあと手を入れるところとして挙げていた場所なんです。

 

ただ、この文面は「だから心配いらない」という話では終わりません。

同じ画像の中で多田さんは、「強靭なメンタルと、終わりの見えないアフターケア代を払い続けられる財力が必要」とも書いていて、最後は「顔面の維持費」という一言で結んでいます。

7月に手術が報じられたときも、ネットには「整形の無限のループにハマっちゃったね」という声がありました。

300万円を払ったら終わり、ではなく、そこから先にもお金と時間がかかり続ける。

「メリットが少ない気がする」と書いた人が引っかかっていたところを、いちばん具体的に書いていたのも、実は多田さん本人でした。


「失敗」の前日に書いた「私の顔なのに」

15日に「失敗」の声が一気に広がる前の日、多田さんはもう、番組のあとに届いた反響へ答えを出しています。

14日のストーリーズで、整形に賛否があるのは当然としたうえで、自分が選んだことを誰かに納得してもらう義務はないし、他人の生き方に口を出すつもりもない、と書いたそうです。

そのうえで、こうも書いていました。

「誰かの人生をたった数秒見ただけで、その人の幸せや正解まで分かった気になれるのは、ある意味すごいことだと思います」

選んだのは「自分が納得できる人生を送るために」であって、「誰かに理解されるために選んだ道ではないので 私はこれからも整形が大好きです」とのこと。

そして最後に添えたのが、冒頭の「私の顔なのに、私より納得いってない人がいるの面白すぎる」という一文。

 

翌日に広がった「失敗」の画像は、卒業アルバムから番組の画面までを1枚にまとめた、それこそ数秒で見終わる形をしていました。

そこに入っていたのは術後15日目と2か月目の顔で、どちらも本人が「完成は1年後」と言われた手術の、ほんの入り口です。

多田さんは、自分の顔がそうやって数秒で決められてしまうことを、その前の日にもう言葉にしていたことになります。

もちろん、それで「心配するな」という話にはなりません。

「本人が満足ならいい」という人と「不自然だ」という人は、正反対のことを言っているようで、どちらも完成前の途中の顔を見て話しています。

同じ画像を見て「いや大丈夫だよ こっから整っていくよ」と返した人のほうが、心配の声よりも多くうなずかれていましたし、番組を見て、前の顔と比べるのはまだ早いと書いた人もいたんですよね。

多田さんが番組で明かしたのは、「ちゃんと生活できるまでは3カ月で、ちゃんとした完成は1年後って言われた」という見通しでした。

手術が7月なので、本人が言う「完成」は来年の夏ごろになります。

多田さんの顔はまだ途中で、その途中にかかり続けるものを、いちばん先に書いていたのは本人だったんですね。