「一夫多妻ちゃんねる」の渡部竜太が、2026年8月8日に第2夫人の彩花さんと婚姻届を出していたと、8月末に報じられました。

3人の夫人と4人の子どもで暮らしていた家は2025年の年末に解散していて、最後まで残ったのは、子どものいない彩花さんだけ。

あれほど大家族を見せてきた人が、法律の上では、ごくふつうの一夫一妻になったわけです。

子どもたちまで画面に出すやり方は、以前から批判を集めてきました。

動画に出てくる「54人」は本人が掲げてきた目標の数で、実際に授かった子どもは11人と報じられています。

そもそもなぜこの家族があれほど注目されたのか、何が崩れたのか、そして入籍したいまはどうしているのか。

順にわかりやすく解説していきたいと思います。


子ども53人を目指した「勝手に一夫多妻」

渡部竜太が「一夫多妻ちゃんねる」を始めたのは2023年で、北海道の札幌郊外で、複数の女性と子どもたちがひとつ屋根の下で暮らす日常をYouTubeで配信してきました。

日本の法律は重婚を認めていないので、夫人たちとは誰とも籍を入れていない事実婚で、本人はこれを「勝手に一夫多妻」と呼んでいたんです。

目を引いたのは、掲げていた目標の大きさでした。

江戸幕府の将軍・徳川家斉を超える「53人以上の子どもを作りたい」と公言していて、報道によると、これまでに授かった子どもは11人で、そのうち家で一緒に暮らしていたのは4人とのこと。

しかも本人は、夫人たちの収入で暮らす「ヒモ」を名乗っていました。

2026年4月のこの告知でもまだ「妻4人」と紹介されていますが、そのころにはもう、家に残っていた夫人は彩花さんひとり。

開設してすぐに月収100万円を達成したと本人が話しているように、家族の暮らしがそのまま稼ぎになっていった形です。

 

2025年春の取材では夫人は第1夫人から第4夫人までの4人で、第4夫人はすでに別居していて、家で暮らしていたのは3人だったと伝えられています。

同じ年の3月には、第3夫人が双子を出産したばかりでした。

2025年5月には人気YouTuberのラファエルの取材を受け、以前は夫人が16人いて、そのうち13人とは縁が切れていること、収入は月300万円ほどあることを語ったそうです。

同じ動画では、家の外にいる子どもたちの養育費について「払ってない」と話しています。

相手から払わなくていいと言われている、という説明つきでしたが、ここで眉をひそめた人は多かったはず。

育て方をめぐって炎上し、児童相談所への通報が相次いだと報じられた時期もありました。


「気持ち悪い」で終わった年末の家族会議

崩れたのは、2025年の年末のこと。

年が明けた2026年1月3日、渡部竜太はXで「一夫多妻、崩壊しました」と報告し、愛車のヴェルファイアで寝泊まりすると明かしています。

翌4日に投稿したのが、「【無修正】カメラの前で『解散しよう』と告げました 一夫多妻、崩壊の一部始終。」という動画です。

本人の説明では、撮影したのは12月末で、もともとは事業を広げて収益を上げるための家族ミーティングだったそうで、その席で本人が出したのが、「世界に飛び出してもっと夫人を増やしたい」という提案でした。

これに夫人たちから返ってきたのが、「一夫多妻とか気持ち悪い」という言葉だったと報じられています。

動画の中では、夫人のひとりが「もう無理だなって」と漏らし、渡部竜太も「正直、俺も無理なんだよね」と返したとのこと。

話がこじれた理由として、本人がいちばんに挙げているのはお金です。

家族の暮らしには最低でも月80万円かかるのに、YouTubeの収益が落ちて、それがまかなえなくなっていたといいます。

撮影や編集を手伝っていた夫人たちのうち、第1夫人と第3夫人は小さな子どもの世話に追われていて、動画に力を入れたい本人と意見が合わなくなっていったそうです。

 

さらに引っかかるのが、別れ際のふるまいでした。

出ていくことが決まった夫人に、家賃や退去費は「ちゃんとそこは折半で払ってね」と求め、YouTubeの収益については「100%株主は俺」という姿勢だったと報じられています。

解散を伝えるニュースにも、本人の態度への批判が並びました。

夫人の側からは「3年前に戻りたい」という言葉も出ていたそうで、報道で読むだけでも胸が詰まる一言です。

家族の解散を、本人は「バンドみたいにそれぞれの方向性が変わった感じです」と表現していました。


子どもを連れて帰った先は実家

家を出た第1夫人と第3夫人は、それぞれ子どもを連れて、実家に帰ったと伝えられています。

夫人のひとりが「普通のママになりたい」と本音を漏らした、という報道もありました。

動画のコメント欄には《愛想尽かされただけ》という厳しい声も寄せられていますが、並べてみると、この崩壊は恋愛のもつれというより、会社の業績が落ちて、社員が辞めていった話に近く見えてきます。

夫人たちは妻であると同時に、撮影係であり、編集係であり、画面に映る出演者でもありました。

家族会議が「事業拡大」の会議として開かれ、収益の話になると「株主は俺」になる。

家庭と職場が同じひとつの家だったから、売上が落ちた日に、家庭まで一緒に崩れてしまったんです。

報道では、開設からしばらくすると夫人たちの稼働率が下がって、動画を思うように出せなくなっていったと報じられています。

赤ちゃんを抱えた人に「稼働率」という言葉が向いてしまう家だった、ということでもありますね。

2026年4月にはさらに、ネット番組「REAL INFLUENCER」で子どもたちを使ってバズらせてほしいと話し、「子どもを道具だと思ってる」と諭される場面まで広まっています。

子どもを抱えた2人が先に家を出たのも、無理はありません。

2人の夫人と4人の子どもを最後に受け止めたのは、それぞれの実家だったわけです。


最後に残った彩花さんの手紙

ただひとり家に残ったのが、第2夫人の彩花さんでした。

3人の夫人のなかで、子どもがいないのは彩花さんだけ。

日刊SPA!の取材によると、彩花さんは子どもを望んで長く不妊治療を続けていて、体外受精に進むことを決めたそうです。

治療費は高く、家族で財布をひとつにしていたので迷ったものの、ほかの夫人たちが「いいよ」と言ってくれた、と彩花さんは話しています。

2026年4月には、妊娠しても育たずに終わる化学流産を、動画で報告したこともありました。

その動画に病院帰りの食事の場面まで入っていたことで、「こんな内容をネタにしないでもらいたい」という声が上がったと報じられています。

つらい知らせまで撮影して流してしまうのは、暮らしの全部を動画にしてきたこのチャンネルの作り方そのもので、彩花さんひとりを責める話ではないはず。

 

家族が出ていったあと、彩花さんは「まだ彼についていく」と、手紙で渡部竜太に逆プロポーズをしたそうです。

その手紙に書かれていたのが、「同じ墓に入りたい」「同じ苗字にしたい」という2つの願いでした。

日刊SPA!の記事によると、本人は閉園間際のディズニーシーで返事をし、お金がなくて指輪は買えなかったので、ガラスの靴を贈ったと話しています。

そのあと居酒屋の個室で彩花さんの両親にも会い、体外受精で妊活中だと伝えて、子どもができる前に結婚したいと話すと、両親は笑って受け入れてくれたそうです。

「一夫多妻」を名乗ってきた家で、最後まで残った人が望んだのは、ひとつの苗字とひとつのお墓でした。

そして2026年8月8日、ふたりは正式に入籍しています。


入籍後も交際相手が7人いる現在

では、入籍したいまの渡部竜太はどうしているのか。

解散の直後は苦しかったようで、1月末に出演した「街録ch」では、全財産は11万円だと明かしていました。

それでも2月には「新夫人オーディション」を開くと告知し、6人の応募があったと話していて、一夫多妻そのものをやめるつもりはなかったようです。

8月末のFRIDAYの取材では、家族が減った喪失感が大きく、躁鬱の状態で何もやる気が起きない、と打ち明けています。

その同じ取材で話していたのが、彩花さんのほかに交際している女性が7人いるということでした。

そのうちのひとりは交際1年半の保育士で、妊活をしていて、子どもができたら一緒に暮らす流れになるだろう、とのこと。

7人とも、渡部竜太が一夫多妻のYouTuberで、彩花さんやほかの女性がいることを知ったうえで付き合っている、と本人は説明しています。

 

その取材で「8月はお休み」と話していたYouTubeも、11月に入ったいまは、ほぼ毎日のように新しい動画が上がるようになりました。

並んでいるタイトルは「【体外受精】彩花が全身麻酔で手術します…」「【一夫多妻制】僕の新しいインドネシアの妻達を紹介します。」「マッチングアプリで出会った、65歳経営者のお嬢様と初デート。」といったものです。

年末の家族会議で「世界に飛び出してもっと夫人を増やしたい」と話した、あの提案の続きが、そのまま画面の上で進んでいるように見えます。

子どもを増やして全員を画面に出すという計画には、春の時点で「子供の事考えると、1ミリも応援できなかった」という声も出ていました。

1月末の街録chでは「収益上がれば養育費も分配して子どもたちに配れる」とも話していて、実家に帰った子どもたちの養育費まで、動画の収益が戻ったらという条件つきだったんです。

出ていった2人は子どもを連れて実家へ帰り、残った彩花さんは同じ苗字を望みました。

渡部竜太だけが、いまも増やすほうの家族を見ている、ということなんですよね。