万博が終わって、もう半月。
いまだにSNS上では「万博ロス」投稿がたくさんあり、アフター万博関連のイベントは連日大盛況のようです。
異文化体験系のイベントに行きたいけれど、どうせ混雑してるんだろうな…と閉幕直前のような諦めモード。
また、早くも2年後の横浜花博に注目が集まりますが、「花博って楽しいの?」という声も。
でもどうしても今すぐ、「もう一度、世界を旅したような感覚」を味わいたい!ということで、10月26日(日)に行ってみたのが大阪・鶴見緑地。
1990年に開催された「花の万博」の跡地として知られるこの場所には、今も世界の庭園やモニュメントが残り、歩くだけで当時の空気がふっと蘇る瞬間があるのでは?と期待して。
この記事では、私が鶴見緑地で万博ロスを癒した体験と、そこで感じた「横浜花博(2027)」への期待を綴ります!
目次
鶴見緑地ってどんなところ?
「花博記念公園 鶴見緑地」は大阪市鶴見区にある、1990年に開催された花博の跡地。
梅田から地下鉄で45分ほどの距離にある鶴見緑地はとにかくスケールが大きく、園内には丘・池・温室・遊歩道、さらにはバーベキュー場やキャンプ場、乗馬苑、ゴルフ場まであるんです。
有名なのは「風車の丘」。
鶴見緑地に着くと、まず目に入るのがシンボル的存在で、異国情緒を感じるというか、「まさに花博跡地!」って感じがします。
私が訪問した10月26日はコスモスが満開!
結婚の記念写真を撮影している新婚さんもいました。
鶴見緑地は広すぎて、園内マップも半分ずつ。
こちらは東半分の「山のエリア」と呼ばれる部分です↓
ん!?山のエリアの西半分に何やら気になる文字の羅列が…
拡大してみると↓
わー!!!色々な国の名前がある!?
なんだか先日の大阪万博のパビリオンを彷彿とさせる雰囲気が!!
かつて花の万博で各国が出展した国際庭園エリア、興味あり!!
当時はバブルの勢いがまだあり、かなり予算をかけて盛大で華やかな庭園が造られたとか。
そんな過去の面影と、いろんなパビリオンを巡った今年の万博の思い出と重ねて歩いてみることにしました。
万博ロスを癒した“世界一周さんぽ”体験|鶴見緑地の楽しみ方
国際庭園は、当時の各国パビリオンを縮小・保存したエリア。
現在も20か国以上の建築や庭園が残り、国ごとの文化や風景を感じながら散策できるので、まるで世界一周をしているような気分になれますよ。
ちなみに、各庭園にはこんな感じにプレートが設置されていて、国名とQRコードが記載されています。
QRコードを読み込むと、90年当時の花博での庭園の姿が見られます!
①今は無き国々も!?東欧諸国
先ほどの写真、色々な意味でびっくりした方もいたのではないでしょうか!?
「ユーゴスラビア社会主義連邦共和国」…花博の翌年(91年)以降、構成国が次々と独立し、最終的に2006年に完全に消滅した国家です。
万博の「こんな国があるんだ」ならぬ、「こんな国もあったんだ」という不思議な体験。
ユーゴ庭園ではキリル文字を発見!
近くには「ソビエト連邦」も!
ソ連も91年12月に解体した国家。
その名残?が、こんなところに残っているなんて…時代を感じる庭園です。
②まるで絵本の世界!ヨーロッパ庭園
ヨーロッパ各国も、有名な観光地を再現した庭園を表現していたようです。
異国の雰囲気に溶け込む…万博ロスを癒すには十分な庭園がたくさんありますよ!
こちらはアイルランド庭園。
ケルト人の神話にまつわる古代遺跡や、小さな島の修道院を再現した庭園は、一歩入ればアイルランドに来たみたいな気分になれます!
中央奥の丸い建物は1500年前にスケリング島に建てられた修道院を再現
5000年前のアイルランド王の墳墓。キリスト教以前の神話の世界を彷彿とさせる。
また、オーストリア庭園にはバイオリンを演奏している像が!
さすが音楽の都。
万博のオーストリア・パビリオンも、「未来を作曲」をテーマに五線譜をイメージしたような建築でしたよね!
「風車の丘」とは別に、オランダ庭園もあります。
運河をイメージしているのでしょうか?
スペインも建物が少しだけ残っています。
③映える!華やかなアジア諸国の庭園
アジア諸国は何といっても、色使いが華やかな庭園が多い気がします。
万博でもパビリオンに入るたびに「近くの国だけど、文化的にはちょっと(かなり)違うんだなあ」と感じた人も多いのでは?
韓国庭園では、建築に使われている赤、公園に植えられた植物の緑と、それから空の青…
コントラストが素敵な写真が撮れる!
タイは王宮庭園、ネパールはパゴダという仏教寺院のある庭園。
仏像や象の石像なども設置され、東南アジア感あり!


中国庭園、中には入れなかったためのですが、龍のようにうねる瓦塀が印象的でした!
④異国情緒!イスラム建築
次回の万博がサウジアラビアということもあり、大阪万博でも(閉幕後も!)アラブ諸国は大注目されていましたよね!
西アジアレストハウス(休憩所)として利用されています。
パキスタンのイスラム庭園も良き!
真っ白な建築と四角く芝生が生えたお庭が素敵です。
お次はモロッコ庭園。
ピンクと黄色の壁がかわいい!!
そして、その隣はエジプト庭園。
同じ中東エリアから、イスラエルも。
旧約聖書の世界観を表現しているようです。
床のモザイク画にも注目!
⑤癒やしの南国庭園
やたらと背の高いヤシの木がたくさんありました。
こちらはハワイ。
アメリカは、3つくらいの州がそれぞれ出店していました!
リゾート地として大人気の南太平洋の島々。
今はさびれた看板が残るのみ…

ちなみに、アフリカ諸国からの出展もありますよ!
こちらはナイジェリア。
今は屋根とイスが設置されています。
このような休憩所化したパビリオンも多々あり、残ってないのか…とちょっぴり残念な気持ちに。
でも!!たかが休憩所、されど休憩所。
屋根もイス・ベンチも一つ一つ違う素材やデザインで、こだわりを感じます。
建築や庭園のスタイル、植物も…日本ではなかなか見られないものばかり!
「いま、この瞬間に世界を感じられる」
万博ロスだったけど、そんな体験がまたできました!
横浜花博との違いは?予想してみた
引用元:横浜花博公式HP
SNSを中心に、「次は横浜!」といった声が出ていますよね。
私も鶴見緑地を歩きながら、「横浜花博(2027)もこんな感じなのかなー」と想像しちゃいました。
花博のコンセプトは「Scenery of the Future(未来の景色)」──
花や自然を通して、国と国、人と人がつながることを目指しています。
今、どんどん横浜花博の情報も解禁されてますよ!
引用元:横浜花博公式HP
横浜花博のパビリオン情報どんどん出てきてるけど、外観みてるだけでワクワクが止まらない…。これで万博亡霊たち、完全に成仏できそう…。 pic.twitter.com/szUj55tgcX
— 忠犬Dr@ポイ活投資家 (@chukenDr) November 4, 2025
「花博ってたいしたことなさそう」「万博ほど盛り上がらないよ」「90年花博はバブルの勢いで派手さがあったけど今はねえ…」
最初は私もそう思っていました。
でも、鶴見緑地の国際庭園や温室で“多様性の美しさ”に感動したあとに、横浜花博を検索してみると、そんなネガティブな気持ちを覆すワクワク感が出てきませんか!?
国際出展ゾーンでは、万博のような大きな建物物は無くとも、各国を象徴する植物をその国ならではの文化を感じさせる「見せ方」で展示するのではないでしょうか。
「次の花博では、どんな世界が見られるんだろう」「花や自然という新しい切り口で世界を知りたい」
鶴見緑地を歩いたことで、私は“過去の記憶”よりも“未来への期待”で胸がいっぱいになりました。
まとめ|万博ロスの心を、鶴見緑地でそっと癒す時間を
「非日常感をもう一度!」「ワクワクしたい!!」
鶴見緑地は、そんな気持ちを受け止めてくれる場所でした。
花博の記憶を感じながら、未来の花博を思う。
過去と未来のちょうど真ん中に立つような、優しい時間。
もし「万博が終わって何かが足りない」と感じたら、ゆっくりと鶴見緑地を歩いてみてください!
そこには、“世界の続き”が、きっと静かに咲いていますよ。
