アイナ・ジ・エンドには実の妹REIKAがいます。
実は彼女、ただの「有名人の妹」ではありません。
なんと世界大会で2度も優勝を果たすという偉業を成し遂げた実力の持ち主!
引用元:日本テレビ「マツコ会議」
また、アイナ・ジ・エンドさんと姉妹でテレビ出演した際は、「二人ともカワイイ!」と、端正な顔立ちと可憐なルックスも話題に。
この記事では、REIKAという人物がなぜ今、注目を集めているのか。
そして彼女がどんな道を歩んできたのかを、丁寧にたどっていきますよ。
世界大会2冠でも無名だった理由
日本のダンス界において、REIKAという名前は“実力者の象徴”といえるかもしれません。
彼女は幼い頃からダンスに親しみ、3歳の頃にはすでに舞台でステップを踏んでいたそうです。
長年にわたる鍛錬の末、彼女はICUチアリーディング世界大会とDANCE WORLD世界大会の両方で優勝という快挙を成し遂げました。
これは並大抵のことではありません。
国内でも数えるほどしか存在しない、極めて稀な実績です。
しかし、姉のアイナ・ジ・エンドさんは、言わずと知れたBiSHの元メンバーであり、カリスマ的な人気を誇る表現者。
圧倒的な知名度を誇る姉の存在もあり、彼女は「アイナ・ジ・エンドの妹」という立ち位置でしか語られず、その実績は「姉の影に隠れたもの」と見なされてしまったのです。
8月1日はわたしの妹であり
わたしのバックダンサーをしてくれている妹の誕生日でした🎂おめでとうれいか〜
一緒にまだまだ強くなろうね今日はVenue101生放送です🤍
夜のお供にぜひ。
楽しんでもらえますように頑張りますっ pic.twitter.com/8090RUgWqC— アイナ・ジ・エンド (@aina_BiSH) August 1, 2025
確かに彼女は、姉の活動を近くで支える立場にもいました。
にもかかわらず、注目はなかなか集まらなかった一因として、REIKAさん自身があまり前に出ようとしなかったこともあるでしょう。
周囲の評価よりも、自分自身の中にある「納得できる踊り」を追求するタイプ。
華やかな経歴を誇る一方で、“自己アピールの強さ”とは無縁の人だったのです。
けれど、そんな彼女に転機が訪れます!
次の章では、REIKAの評価を一変させた瞬間に迫っていきます。
姉との共演が転機だった舞台裏
表に出ることに対して、どこか慎重だったREIKAさん。
そんな彼女の名が一躍注目されるきっかけとなったのが、YouTubeの人気チャンネル『THE FIRST TAKE』での共演でした。
2020年代半ば、姉であるアイナ・ジ・エンドさんが披露した「革命道中 ‒ On The Way」のステージで、その振付とバックダンスに、REIKAさんが参加していたのです。
このパフォーマンスには、ただの姉妹共演という以上の意味がありました。
派手な動きや目立つ立ち回りではないのに、なぜか目が離せない。
観る人の多くが、彼女の静かな迫力と余韻のある表現力に心を奪われたのです。
その映像を見たSNSユーザーの間では、「あのダンサーは誰?」「REIKAってアイナの妹?でも踊りがすごすぎる…」といった声が一気に広がりました。
また、同時期に行われたアイナさんのソロコンサート『BACK TO THE (END) SHOW』では、REIKAさんがさらに重要な役割を担っています。
ダンサーオーディションの審査員を務めたほか、合格者のトレーニングも任されていたというのです。
審査する目も、教える技術も、すべてが本物でなければ務まらないポジション。
つまりアイナさんは、自分の大切なソロステージを、REIKAさんの力量に託したのです。
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この頃から、ようやく“妹”という言葉では収まりきらないREIKAの存在感が、音楽・ダンス業界の内外に伝わり始めました。
それまでどんなに実績を積み重ねても届かなかった広い層の観客へ、姉との共演は強烈なアピールとなったのです。
姉妹の信頼関係と、それを支えるREIKAさんの職人としての矜持。
それが、ひとつのパフォーマンスの中で静かに、しかし確かに観客の心へ届いていきました。
この転機を経て、REIKAさんの名前を検索する人が一気に増えたと言います。
ただし、そこで思わぬ“壁”にぶつかる人も少なくなかったのです。
次の章では、REIKAという名前にまつわる混乱と誤解の実態を掘り下げます。
名前が被る? “REIKA”混同問題
REIKAさんの知名度がイマイチな理由として、同名のパフォーマーが多いことも挙げられるのではないでしょうか?
実際、私も「REIKA」で検索してみましたが、色々なREIKAさんが表示されてしまいました。
ダンス業界だけでも「REIKA」さんは複数名いて、ジャンルや活動歴もまちまちのため、ネット上では情報が混在してしまうことも多いようです。
SNSや検索エンジンで名前だけを入力した場合、「これが“あのREIKA”?」と迷ってしまう人が多いのも無理はありません。
そんな中で、“本物のREIKA”を見分ける確かな手がかりは、やはり「元BiSHアイナ・ジ・エンドの実妹」と書かれたプロフィール情報なのかもしれません。
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REIKAさんの活動は、一般的な芸能界とはやや距離のある領域にあり、派手な露出は少ないのですが、その分“見る人が見る”場所では、確実に足跡を残してきました。
そして彼女自身も、そのブレないスタンスを大切にしているようです。
「目立つよりも、ちゃんと伝わる踊りをしたい」
そんな言葉を、REIKAさんは周囲のダンサー仲間にこぼしていたとも聞きます。
名前の誤解を受けながらも、自分の踊りを信じて進む――その姿勢こそが、彼女の最大の魅力なのかもしれません。
REIKAは今、何者として生きているのか
かつて「アイナの妹」としてしか見られていなかったREIKAさんは、今やその枠を超えて、独自の道を歩んでいます。
東京や大阪を中心に、ダンススクールやワークショップに参加し、次世代のダンサーたちを育てる立場へと進化しました。
その姿は、かつて“観客に夢を与える存在”だった彼女が、今は“未来の表現者を育てる側”に立っていることを意味します。
プロとしての技術、世界での実績、そして舞台での経験。
それらを惜しげもなく次世代に渡していく姿は、まさに“表現者の継承者”というにふさわしいものです。
CDTVありがとうございました📺🩷
新衣装🪽🪽革命道中まだまだいくぞ〜!!!❤️🔥 pic.twitter.com/PFVJXH1TP5
— REiKA (@reika81z3) November 3, 2025
あるスクール関係者は、彼女の指導についてこう語っています。
「厳しいけれど、絶対に見捨てない先生」
踊りのクセを見抜く力、そこからどう修正すべきかを論理的に伝える言葉の選び方。
それらは、単なる技術以上に“人を導く力”の証でもあります。
そして、彼女が指導者として信頼される背景には、姉・アイナさんとの深い絆があります。
アイナさんがREIKAさんを審査員やインストラクターとしてステージに迎えた理由。
それは、単なるコネではなく、REIKAの中にある“確かな実力”と“人を見抜く目”を信じていたからでしょう。
その関係性は、もはや「姉妹」という言葉で括るには足りない。
むしろ、プロフェッショナル同士の“対等なパートナー”という表現がしっくりくるのです。
引用元:X(@aina_BiSH)
現在、REIKAさんはSNSでも活動を発信し、舞台や育成の場を横断しながら静かに影響力を広げ続けています。
大きなメディアには出なくとも、リアルな現場に足を運び、自分の言葉と動きで“表現することの意味”を伝えている。
その見た目の愛らしさと凛とした雰囲気が相まって、生徒やファンからの支持も厚いようです。
それは、“姉の名前”に頼らず、自分自身の力で築いてきた実力の積み重ねに他なりません。
彼女が目指しているのは、おそらくスポットライトのど真ん中ではありません。
でも、その背後で、誰かの成長を支えたり、舞台を完成させたりする“静かな主役”。
そんな存在としてのREIKAが、今最も光っているのかもしれません。
