大阪万博2025も、いよいよラストスパート!
夢洲の会場は毎日お祭りのような混雑で、道も駅も人の波に飲み込まれています。
「どうやって東ゲートまでたどり着けばいいの?」と悩む人は後を絶ちません。
そんな中で私がよく利用しているのが、近隣の駐車場に停めて中央線で夢洲へ向かうルートです。
特に子供を連れて行くときは混雑を最小限に抑えられるので、私としてはこのルートが結構気に入っています。
もちろん混雑を完全に避けることはできませんが、「どこならまだマシに行けるのか」という視点で選べば、体力の負担をかなり減らせるのではないでしょうか。
この記事では、家族連れで大阪万博に行きたいけど、できるだけ混雑を回避したいという方に向けて現実的なアクセス法を整理して紹介します。
大阪万博のP&R駐車場はもう満員!

「車で大阪万博に行きたい」
閉幕に向けてそう考えている人、多いですよね?
そこで出てくるのが公式のP&R駐車場。
車をそこに停めて、電車やバスへスマートに乗り換える仕組み。
なんですが…!
2025年9月下旬時点では土日祝の予約はほぼ満員で、閉幕に向けて車で行く手段がかなり厳しい状況となっています。
もはや駐車料金が高いとかそういう次元ではなくなっているのです。
いわゆる“駆け込み需要”が押し寄せ、土日祝の枠は見る間に埋まる状況です。
「それじゃもう無理なの?」
というと、必ずしもそうではありません。
X(旧Twitter)では「前日夜のキャンセル待ちで予約できた」という報告も散見されると聞きます。
つまり、チャンスはゼロではない。
ただし!
基本は予約制となっているので、当日ふらっと行って入れる可能性はありません。
予約必須なので、予約が取れれば駐車場が利用できるんですが、そうでなければ当然駐車場は利用できないルールです。
これだけ制限が厳しいのは、夢洲の交通を守るため。
たとえるなら超人気テーマパークの入口で「ここに停めたい!」と駄々をこねても即アウトというイメージでしょうか。
警察が要所要所に立っているぶん、ルールは非常に厳格なんですね。
そうなるとルートは2つ
- JR桜島駅からシャトルバスに乗って西ゲートイン
- 地下鉄中央線で夢洲駅まで行って東ゲートイン
このどちらかになります。
ただ、問題なのはシャトルバスも8時・9時・10時台は予約のみだということ。
しかも、関西Maasというアプリから登録しなきゃいけないという面倒な工程を挟むことになるので、JR桜島駅⇒シャトルバス⇒西ゲートインは早い時間帯の入場ができない可能性があります。
となると、現実的な解は地下鉄中央線で夢洲駅⇒東ゲート向かうルートとなります。
これなら夢洲駅までは電車で一駅で東ゲート直結の最短動線になります。
しかし、ここでもちょっとした問題があって、帰りの中央線はすごく混雑するということ。
そして、その中央線の混雑をできるだけ回避したいというのが、これから紹介する“近隣駐車場+中央線”なんですね。
特に子供連れのファミリーはこっちのほうがいいかもしれません。
実際、私も子供を連れて大阪万博に行くときは夢洲駅の2つ前の大阪港駅まで車で行き、そこから中央線で東ゲートというルートをよく使います。
ではここから詳しく見ていきましょう!
近隣駐車場×中央線で東ゲート直行ルート
「じゃあ、どこに車を停めればいいの?」
ここからが本題です。
夢洲まではマイカーで入れません。
でもその手前の駅に停めて電車に乗れば、東ゲートまでスムーズに行けるんです。
ただしどこに停めるかで快適さも料金も大きく変わると言えるでしょう。
一番理想的なのは「コスモスクエア駅」。
夢洲のひとつ手前で、まさに“万博の玄関口”。
ここには『NBパーキングコスモスクエア駅前』のような大型駐車場もあります。
ただしこちらは会期末の駆け込み需要で、朝7時に埋まることも多いで注意しましょう。
しかも4時間毎に2000円という料金システム(万博開催中のみ)なので、財布へのダメージが大きいのが難点です。
さらに駅近には“野良駐車場”が少なく、もし停められなければさらに遠くまで歩く羽目になります。
もちろん、そこからタクシーという手段もありますが、どちらにせよ金銭面で割高になってしまうので私的には少し微妙かなという印象です。
次の候補は「大阪港駅」。
ここには1日最大1,000〜1,500円程度のコインパーキングが点在しています。
ただし最近は上限なしや500円/30分に跳ね上がるケースもあり注意が必要です。
私の場合、夕方から万博に行くときはよく大阪港駅を使います。
他にも「大阪港に停めたらスムーズだった」という報告もあり、比較的駐車場の選択肢は多い印象。
丸一日停めるのであれば早朝を狙う必要はありますが、トワイライトチケットで入場する場合は大阪港駅が結構おすすめです。
そして穴場なのが「高井田駅」や「長田駅」など東大阪エリア。
夢洲からは離れますが、渋滞を避けられて料金も比較的お手頃です。
ただ、1日1,000円前後が目安となっていますが、9月以降は600円→1,500円に値上がったケースもあるため油断できません。
Xの体験談には「高井田なら渋滞ゼロ」「ストレスなく行けた」という声も散見されるのですが、このような情報も拡散されることで利用客が増え、値上がりにつながることもよくあることだからです。
実際、9月下旬には北港マリーナが9/19から1,000円値上げした例もあり、このような価格変更には注意が必要となっています。
ちなみに、シェア駐車場アプリ「akippa」でも色々と検索かけてみたところ、大阪万博閉幕日まで良心的な価格の駐車場の空きはほとんどありません。
あと余談なんですけど、阪神タイガースのクライマックスシリーズ予定日の甲子園球場周辺の駐車場も空きはほとんどなかったです(笑)
さて、問題は”帰り”です。
東ゲートから夢洲駅に向かう人の波は、夜になると祭りの帰り道そのもの。
平日でも夜の8時以降は「駅まで30分歩いた」という声は当たり前。
最近、21時だったドローンショーの時間が19時半になったので、全体的な混雑が緩和されるようになったのですが、逆に8時台の東ゲートが混雑するようになって気がします。
なので、ドローンショーの後は混雑必至だと考えましょう!
最後にちょっとしたコツ。
東ゲートは
- 正午過ぎまで
- 16時~18時
が混みやすいです。
なので、13時半~15時半くらいの入場がスムーズですよ。
「並んで疲れるより、少し時間をずらして気持ちよく入りたい」
そんな人にこそ試してほしいコツです。
これが、近隣駐車場×中央線で東ゲートに行くためのリアルなルートです。
駐車場は何駅のどこがいい?

「で、結局どこに停めるのが正解なの?」
やっぱりここが一番気になるポイントですよね。
まず王道は大阪港駅の近隣駐車場。
駐車場が点在していて利用しやすいエリアです。
料金は1,000~2,500円前後が相場。
ただしダイナミックプライシングで料金変動が激しいため油断できません(最大24時間均一料金の駐車場が、大阪万博開催期間は4時間までになっていたりします)。
また、普段よりも満車になりやすいので、駐車場を探しているうちに駅から数百メートル離れてしまったというSNSの体験談も目にしました。
もちろん、大阪港駅のひとつ前の「朝潮橋駅」でも構いませんが、やはりコインパーキングの多さは大阪港駅前よりも少ないので気をつけましょう。
次の候補はコスモスクエア駅周辺。
夢洲駅まで電車でわずか一駅、東ゲート直結で最短アクセスを誇ります。
立地は抜群ですが朝7時を過ぎると満車の可能性大で、正門前の駐車場を狙うような争奪戦になるんです。
また、駐車料金も万博開催期間中はそれなりにするので、今回限りと割り切れるのであれば朝早くに停めてしまうのもありだと思います。
そして穴場とされるのが東大阪エリア(高井田駅・長田駅など)。
夢洲からは遠いですが、多くの人が乗り換えをする本町駅を過ぎればあとはスムーズです。
料金は平日なら550円前後とお手頃ですが、9月以降は休日1,300円に跳ね上がった例も確認されています。
さらに駅チカ(徒歩5分以内)のコインパーキングも、万博ピーク時は値上げしているのがほとんどという実情なので気をつけてくださいね!
そして忘れてはいけないのが帰りの混雑。
特に夜のドローンショー(19時半開始)後は、人の波で駅までの動きが完全に止まるほどです。
「駅まで30分以上かかった」という声は当たり前。
タクシーも乗り場に着くまで1〜1.5時間かかるケースが目立ち、財布にも体力にも負担が大きい状況です。
9月下旬には「帰宅できたのは23時すぎ」という体験談まで出ています。
まとめると――
- 「大阪港」はおすすめ場所が、値上げや歩く距離の落とし穴あり
- 最短アクセスは「コスモスクエア」だが朝イチ勝負
- 東大阪エリアは穴場だが、追加料金や完売リスクを想定
- 帰りのピーク(特にドローンショー後)は時間をずらすのが最重要
ぜひこれらのポイントを押さえつつ、あなたなりの大阪・関西万博への最適ルートを見つけてみてくださいね!