「万博ロスがつらい」「もう一度あの空気を味わいたい」
大阪・関西万博が2025年10月13日に閉幕を迎える今、多くの人がSNSでその寂しさを投稿しています。
私自身も会場で見た各国のパビリオンや、会場全体を包む一体感が忘れられず、閉幕が近づくにつれて胸の奥にぽっかり穴が…
というわけで、閉幕後の夢洲や大阪で楽しめるスポット、そして余韻をつなぐアフターイベントを調査してみました!
「ロス」を前向きなエネルギーに変えて、もう一度大阪を歩きましょう!
目次
万博ロスになる人続出?
大阪・関西万博の閉幕が近づくにつれ、SNSでは「万博ロス」という言葉がトレンド入りしています。
SNSには、私と同じような「万博ロス」投稿が相次ぎ、すでに喪失感に包まれている人も少なくありません。


各パビリオンの展示に引き込まれ、屋外パフォーマンスでは初めて聞く音楽や舞踊にくぎ付けになり、おかわりしたくなるほど味わい深い食事に舌鼓を打ち…
そうした“心が動いた瞬間”が多いからこそ、ロスの余韻も深くなるもの。
でも、もう延長しないと決まっている以上、新しい楽しみを見つけるしかない!
万博大好き「アクティブ」な皆さんへ、次の行先をご提案しますよ!
大阪万博閉幕後に行くべきスポットを調査
万博会場のあった夢洲(ゆめしま)やその周辺には、一般の人でも気軽に訪れて楽しめるお出かけスポットがたくさんあります!
今回は、休日ドライブや電車旅でもアクセスしやすい「ポスト万博」おすすめエリアを紹介します。
さきしまコスモタワー展望台

引用元:日本夜景遺産
万博のあった夢洲を一望できるのが、ベイエリアのランドマーク「さきしまコスモタワー」。
地上252メートルの展望台からは、USJや大阪湾、そして再開発が進む夢洲を見渡すことができます。
昼はきらめく海原、夜は宝石のような夜景が広がり、まさに“未来都市・大阪”の眺め。
展望台内にはカフェスペースもあり、温かいドリンクを片手にゆっくり景色を楽しむのもおすすめです。
「次に生まれる大阪の姿を見てみたい」と思ったときに訪れたい場所です。
万博記念公園(吹田市)

「万博ロス」を感じている人にこそ訪れてほしいのが、吹田市にある万博記念公園。
1970年の日本万国博覧会(大阪万博)の会場跡地として整備された広大な公園で、自然とアート、そして“万博の記憶”が共存する場所です。
’70年の万博の象徴といえば、やっぱり「太陽の塔」。
実は内部の見学もできるので(要予約)、55年前の万博に参加した人と同じ景色を見られる超おすすめスポットなんです!
EXPO’70パビリオンは当時使用していた建物を記念館として再利用した施設で、内部には万博の展示資料だけでなく、映像で開催中の雰囲気を体感できるエリアも。
2つの万博を重ね合わせ、時を越えて感動を倍増できるでしょう。

引用元:国立民族学博物館
そして、万博記念公園に行くなら国立民族学博物館(みんぱく)は外せない!
世界160カ国以上から集められた衣食住・音楽・祭りなどの民族資料が、オセアニアから日本へ東回りで地球一周するように展示。
間近で見るだけでも貴重なのに、生活や技術を記録した映像や、実際に触れられる展示物もあるんです。
世界の文化を五感で楽しめるなんて、万博並みの満足度ですよ!
花博記念公園 鶴見緑地

引用元:花博記念公園
1990年の花と緑の博覧会(花博)の会場跡地として知られる広大な公園で、四季折々の花々が咲き誇る花博記念公園。
日本庭園のほか、韓国の宮殿庭園、風車と花畑というオランダを思わせるエリア、モロッコのイスラム風中庭など、万博の名残を感じられる場所が残っています!
(だいぶ老朽化も進んでいるようですが…)
まるで世界一周をしているような異国情緒をもう一度!という方にはおすすめです。
夢洲(ゆめしま)そのものが「聖地」に
夢洲の北部を中心に、カジノを含むIR(統合型リゾート)、ホテル、国際会議場、劇場などを備えた複合観光拠点に整備され、2030年秋ごろの部分開業を目指しているとの報道もあります。


そう思った方、ご安心ください!
閉幕後の夢洲は、まさに万博のレガシーが息づく場所。
もちろん、全部がそのまま保存、活用されるわけではありませんが、私たちに分かるような形で「面影」は残ります!

中でも注目は万博のシンボル「大屋根リング」。
世界最大級の木造建築で、1周およそ2kmの巨大なリングは、閉幕後も一部(北東200m区間)が公園として整備されます。
木の香りが残るベンチや床材が再利用され、散歩やピクニックができる癒しの空間になる予定。

また、静けさの森エリアは閉幕後も公園として継続開放され、万博で感じた“自然と調和する空気感”をそのまま味わえます。
「万博を歩いた足跡を、もう一度たどれる」と考えるとアツい!!
都心部から少し離れた静けさの中で、ロスを癒す時間を過ごすのもおすすめです。


閉幕後に楽しめるイベントまとめ
「万博跡地の開業は早くて5年後…待てない!」「五感で楽しめるイベントや体験が好きだったのに…」「今すぐ万博ロスを癒したい!」
そんな方におすすめなのが、閉幕直後から大阪各地で開催される“アフター万博イベント”です。
会場の熱気をそのまま街へと移し替えたような催しが続々と予定されており、訪れた人の心を再び万博モードにしてくれるはず!!
ただし、イベントは期間限定なので計画的に訪問してくださいね。
世界横丁|万博の「出会い」を街中で再現
まず注目は閉幕のわずか4日後、2025年10月17日〜18日に開催される「世界横丁」(大阪市西区・靱公園)。
ここでは、万博で人気を博した各国料理や音楽、雑貨が並ぶ国際交流マルシェが登場します。

引用元:大阪市中央区オフィシャルサイト
パビリオンで出会った外国人スタッフが再びブースに立つ予定もあり、「あの笑顔にもう一度会えた」と涙ぐむ人もいるかも…!?
まるで夢洲の空気をそのまま街へ持ってきたようなイベントです。
万博デザイン展|感動を“カタチ”として残す
続いて、大阪府立江之子島文化芸術創造センターで開催される「万博デザイン展」(2025年10月1日〜19日)。
ここでは、各パビリオンのデザインや建築、公式ロゴなどのアート的価値に焦点を当てた展示が行われます。
「世界がひとつになる」というコンセプトを視覚的に再体験できるのが魅力。

引用元:PR TIMES
さらに、期間限定で公式グッズショップも併設されており、閉幕後でも記念アイテムを手に入れられるみたい!
万博の会場で感じた“デザインの力”を、再び静かな空間で味わえるのは嬉しいですよ!!
御堂筋ランウェイ|万博ファッションショー!?

引用元:御堂筋ランウェイ2025
11月3日に開催される「御堂筋ランウェイ」公式HPを見ると、コンテンツの一つに「2025年大阪・関西万博ファッションショー」の文字が!
(ゲストモデルは紅ゆずるさん、ゆうちゃみさん)
華やかでカラフルな万博を思い出しながら楽しめるイベントになりそうですよ!
万博限定グッズ&スタンプラリーで余韻をつなぐ

大阪・関西万博で好評だった楽しみ方のひとつが「スタンプラリー」。
閉幕後も、公式ストアではスタンプラリー企画(10月14日〜継続)が開催されるんです!
梅田・難波などの店舗を巡りながら限定スタンプを集めると、特製グッズがもらえる仕組み。
ちなみに対象店舗は以下の通り↓
- 丸善丸の内OAZO店
- 大丸梅田店
- オフィシャルオンラインストア
- あべのハルカス店
- JR新大阪駅エキマルシェ店
- エキマルア・ラ・モードJR大阪駅中央口店
- MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店
- ジュンク堂書店難波店
- ジュンク堂書店三宮駅前店
- 丸善名古屋店
梅田から難波、三宮、さらには名古屋まで!
万博遠い…と億劫になっている人、最後のチャンスですよ!!
※追記:
スタンプラリーは対象外ですが、グッズだけでも!という方はこちらのオフィシャルストアへ。
- 大丸東京店
- 大阪港南ATC店
- エディオンなんば本店
- JR新大阪駅新幹線ホーム店
- 丸善岐阜店
- 髙島屋大阪店
まとめ|万博ロスは“終わり”ではなく、“次の始まり”
大阪・関西万博の閉幕を迎えた今、多くの人が感じている「万博ロス」…
確かに、あの眩しいパビリオンや、会場を包む独特の熱気はもうありません。
でも、夢洲には新しい公園や再利用施設が生まれ、大阪の街ではアフター万博のイベントが次々と開催されているんです!!

「万博が終わった大阪はつまらない?」
そんなことはありません!!
あの感動をもう一度、街のどこかで見つけてみませんか?