今年の紅白歌合戦に2回目の出場が決定したNumber_i。
大人気の彼らですが、検索で「ダサい?」と急上昇していることをご存じでしょうか?
2024〜2025年にかけて公開された楽曲やパフォーマンスをきっかけに、SNSでは賛否の声が飛び交い続けています。
一方で、ライブ動員やMV再生数は右肩上がりで、音楽ファンからの支持も拡大中。
なぜここまで評価が分かれるのでしょうか。
この記事では、Number_i が「ダサい?」と言われる理由を具体的に整理しつつ、実際にはどんな評価が寄せられているのか、2025年最新の情報をもとに徹底分析します。
目次
Number_i は本当にダサい?と言われる理由とは
Number_i に対して「ダサい?」という検索が急増したのは、2024年以降の楽曲やパフォーマンスがSNSで大きな話題になったことがきっかけです。
特に「INZM」や「BON」など、クセの強い曲調や歌詞、振り付けが注目され、旧King & Princeファンからの戸惑いが一気に広まりました。
もともと3人は“キラキラ王子様系”としての人気が高かったため、突然のHIP HOP路線・海外志向への急転換に「イメージが違う」「似合わない」と驚く声も多かったようです。
SNSでは「英語と日本語の強引な混ざり方」「意味が分からない歌詞」「MVの世界観がシュールすぎる」など、具体的な違和感が拡散されました。
引用元:TOBEオフィシャルストア
しかし、注目すべきなのは「Number_i ダサい」という評価の多くが“変化への戸惑い”から来ている点です。
3人が目指す世界観がまだ一般層に浸透しきれていない段階で、楽曲の独自性だけが切り取られ拡散されているケースも多く見られます。
2025年に入っても各曲の話題性は続き、TikTokでは「ズマズマ」がミーム化。
好意的なユーザーも、批判的なユーザーも、いずれも「反応したくなる」存在であることは間違いありません。
Number_i がダサいと言われた具体的な5つのポイント
SNSやウェブ記事、知恵袋などをもとに「Number_i ダサい」と言われる主な理由をまとめると、大きく5つのポイントに分かれます。
ここから、ひとつずつ丁寧に解説します。
① 歌詞・タイトルの“クセの強さ”が賛否を生んだ
Number_i の楽曲が話題になる理由の一つが、タイトルや歌詞のクセの強さです。
「INZM(イナズマ)」や「BON」などのタイトルは海外を意識した表現でありながら、日本語のニュアンスを残しているため、最初に見たときに“意味が分からない”と感じる人が一定数存在しました。
歌詞についても、「ズマズマ」や「3人の天才」といったフレーズがSNSで切り取られ、文字として見ると違和感が強まりやすい構造になっている点も、誤解を招きやすいポイントです。
もともと彼らは「音の乗せ方」「韻の気持ちよさ」を優先しており、意味よりもリズムを重視するスタイル。
ところが、King & Prince時代の“分かりやすい歌詞”に慣れていたファンからすると、突然の方向転換が「ダサい」と受け取られる原因になりました。
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② ラップ・ボーカルの表現が“独特すぎる”と感じる人が多い
2つ目の理由は、平野紫耀さん・岸優太さん・神宮寺勇太さんそれぞれの歌唱スタイルです。
特に岸さんのラップは声質が独特で、太めの声に特徴的なクセがあるため、初めて聴いた人のなかには「違和感がある」「K-POPの真似に見える」という意見もありました。
平野さんもステージでラップを担当することが増え、「王子様系のイメージが強かったからギャップが大きすぎる」という声もSNSで散見されます。
さらに、神宮寺さんはプロデュースにも関わっており、曲調が一気にヒップホップ寄りに寄ったことで“これ誰向け?”と疑問を持つ旧ファンが増えたのも事実です。
ただし、ライブでのラップやボーカルは評価が段違いに高く、「生歌だと全然違う」「スルメ曲だから繰り返し聴くとハマる」という意見も増えているのが最近の傾向です。
KPが刺さる人は刺さる、Number_iを良いと思ってくれる人はそれはそれで居る、それの何がダメなんだろ😭エンタメにダサいだの何だのって無いし自分の好きな人を応援して好きなジャンルの人の音楽聞けばいいのでは?自分が興味ない=ダサいは視野が狭すぎる
— ⭐️ (@o1291526) November 23, 2025
③ MVの世界観が“シュールすぎて理解できない”と言われた
Number_i のMVは映像クリエイターと組んだ斬新な演出が特徴ですが、その独自性が「ダサい」「意味不明」と受け取られることもありました。
たとえば「INZM」の団地ロケは、海外映画のような雰囲気を狙ったものですが、一部の視聴者からは「なぜ団地?」「ストーリーが謎すぎる」と疑問が続出。
また、海外ロケの作品では画角や色彩が個性的で、アート志向の強い映像表現が一般層には“よく分からない=ダサい”と変換されてしまったケースもあります。
しかし、クリエイター界隈では「攻めている」「センスがある」と好意的な見方が多く、MV評価は視聴者のバックグラウンドによって大きく分かれるのが特徴です。
④ 衣装やビジュアルが“似合っていない”と感じる人がいた
Number_i が取り入れているストリート系ファッションも議論の的になりやすいポイントです。
サングラス、ビッグシルエット、モノトーンの衣装などが多く、“King & Prince時代の王子様イメージ”を大事にしていたファンからすると違和感が強く感じられたようです。
「ダンサーのほうが目立ってる」「衣装が地味」「スタイルが損して見える」といった声がSNSで目立ったのは2024年〜2025年にかけて。
ただし、ダンス中心のHIP HOPスタイルではストリート色が不可欠で、衣装はむしろ“世界基準”に寄せた選択です。
ライブでは衣装とダンスの相性が良いと言われる場面が増えており、「ライブだとめちゃくちゃ似合う」という声も最近は多く見られます。
⑤ コンセプト自体が“旧ファンの期待と違った”というギャップ
最後の理由は、最も大きなポイントです。
Number_i は「日本のアイドル」という枠を完全に超え、自分たちの理想とする音楽性を前面に押し出しています。
その一方、旧King & Princeファンのなかには
- 分かりやすくて王道なJ-POPを期待していた
- テレビ向けの明るい楽曲が好きだった
- “アイドルらしさ”を求めていた
という人が多く、Number_i が目指す方向は真逆でした。
このギャップが、SNSで「ダサい」「わからない」という反応につながったのです。
しかし、逆に言えばNumber_i は“ファンの期待よりも、自分たちの表現を優先した”ということでもあり、音楽ファンからはその姿勢が高く評価されています。
特に2025年のアルバム『No.II』は完成度が高く、「アイドルというよりアーティスト」という声が増えているのも特徴です。
実は評価が高い?Number_i のカッコいいと言われる理由
一方で、Number_i の評価を深掘りすると、「ダサいどころか今が一番カッコいい」という声が非常に多いことも分かります。
まず、彼らはインタビューで「ちょっとダサいくらいがカッコいい」と語っており、“意図的にカッコ悪さを取り入れる”挑戦を行っています。
この美学が理解されると、クセのある歌詞やフレーズの良さが一気に伝わりやすくなり、「耳に残ってクセになる」という高評価につながります。
ちょっとダサいがかっこいい塩梅を楽しんでいるNumber_iさん最高😆#ベストヒット歌謡祭#Number_i#NUrZ#BestUrZone
— べる (@kichi950929) November 14, 2025
さらにパフォーマンス面では、KAZtheFIIRE氏の振付が高く評価され、ライブでは「生で見ると完成度が段違い」と絶賛されることが増えています。
2025年のベストヒット歌謡祭でも、激しいダンスと生パフォーマンスがSNSで話題になり、海外ファンからも注目を集めています。
音楽性としても、Vaundy や KEEN(C&K)などの実力派アーティストとのコラボが光っており、作品の質は年々向上。
アルバム『No.II』(2025年)は国内外の音楽ファンから「本格派すぎる」と評価されています。
つまり「Number_i ダサい論争」は、挑戦的な表現に対する理解度の差が生んだもので、むしろ“攻めたコンセプトが成功している証拠”とも言えるのです。
最新曲やパフォーマンスの評判は?2025年の評価を検証
2025年現在、最新曲「NUrZ」はライブで披露されるたびにSNSで大きくトレンド入りする人気曲となっています。
激しいビートとラップ中心の構成で、一見クセが強いのに「ライブで聴くとめちゃくちゃカッコいい」という声が多数上がっています。
Spotifyでは海外リスナーの割合が増え、YouTubeのコメント欄にも外国語が増加。
楽曲の国際志向が徐々に実を結びつつあり、「最初はダサいと思ったけどハマった」「気づいたら口ずさんでる」という口コミも増えています。
また、2025年のフェス出演では「ダンススキルが異常」「3人の表現力が高すぎる」と評価が急上昇。
特にパフォーマンス型の音楽イベントでは、旧ファン層とは異なる新規ユーザーから強い支持を獲得しています。
SNSでも「批判していた層より、擁護や肯定の声が多い」という分析結果があり、“ダサい”というワードが話題になる一方で、実際の評判はむしろ上昇傾向にあるのが現状です。
よくNumber_iの曲がダサいとか言う人がいるけど、人によってはアイドルソングがダサいと言う人もいるし、よくある応援ソングが寒いと言う人もいるし、単純に好みの問題かと…
ジャニオタにははまらないことはこの2年弱でよく分かったけど、それ以外の界隈の新規も増えてるので。
— アヤメ (@SakuranoAyame) November 14, 2025
Number_i「ダサい」論争の背景と今後の展望
Number_i を巡る「ダサい?」論争の背景を整理すると、
- 旧KP時代とのギャップ
- 挑戦的なコンセプト
- 表現の独自性
といった複数の要素が複雑に絡み合っていることが分かります。
しかし、2025年現在の彼らの活動を追うと、むしろ“話題性を生む強さ”こそがNumber_iの武器になっています。
SNSでバズる強烈なフレーズ、海外向けのダンスパフォーマンス、そして自分たちのスタイルを貫く姿勢は、多くの新規ファンを惹きつけています。
今後は、さらに海外アーティストとのコラボやワールドツアーへの展開も期待されており、
2024年のデビュー時よりも明らかに“攻めるグループ”として存在感を増しています。
「ダサい?」という議論すら、彼らの個性を象徴する一つのキーワードとなりつつあるのかもしれません。
まとめ
Number_i に対する「ダサい?」という評判は、2024〜2025年の独自路線への挑戦が大きく影響していることが分かりました。
歌詞や衣装、MVの世界観などに戸惑う声がある一方で、その“クセ”を魅力として楽しむファンも確実に増えています。
特にライブパフォーマンスや楽曲の完成度、海外を見据えた音楽性は高く評価されており、批判よりも「カッコいい」というポジティブな意見も強くなっています。
2025年の最新曲「NUrZ」やアルバム『No.II』を含め、Number_i の表現はこれからさらに洗練され、海外でも存在感を示していくはずです。
“ダサい?”という議論も、彼らの挑戦が注目されている証。
今後どのような進化を見せてくれるのか、ますます目が離せません。
