2025年の紅白歌合戦に初出場が決まったK-POPグループ・aespaが、出場発表からわずか数日で炎上の渦中に。
発端は、メンバー・ニンニンが過去にSNSへ投稿した「きのこ雲の形をしたランプ」の写真です。
この投稿が「原爆を連想させて不適切」と強く批判され、SNSでは「aespa紅白出場停止を求める署名運動」が急速に拡大。
開始から数日で7万7000人超という異例の広がりを見せています。
aespaの紅白出場停止を求めます。
オンライン署名にご協力ください。https://t.co/P8zc8XBQaN pic.twitter.com/00wt0hcBCz— DEATHDOL NOTE (@DEATHDOL_NOTE) November 17, 2025
なぜ数年前の投稿が今、ここまで問題視されているのか?
NHKはどのような判断を下したのか?
そして、aespaはこのまま紅白に出場できるのか――。
本記事では、この騒動の背景や経緯、世間の声を時系列で整理し、出場停止署名が急増した理由と今後の展開を深掘りしていきます。
目次
aespa紅白出場停止に署名7万7000人超の大炎上!
2025年11月、NHK紅白歌合戦にK-POPガールズグループ「aespa(エスパ)」が初出場すると発表され、大きな注目を集めました。
しかしそのわずか数日後、「aespa紅白出場停止」に関する署名運動がSNSを中心に急速に拡大。
11月19日22時頃の時点で約7万7000人超の署名が集まるという、紅白史上でも異例の事態に発展しています。
追記:11月20日20時頃、署名数は9万を突破しました。
署名は7万7000を超えた(11月19日23:30頃)
騒動のきっかけは、メンバー・ニンニンが2022年に投稿した「きのこ雲のようなランプ」の写真。
「可愛いランプ」と添えられたその投稿が、「原爆を象徴するような不謹慎な表現だ」と受け取られ、多くの日本人ユーザーから強い反発を受けました。
特に、戦後80年という節目の年に放送される紅白歌合戦に出演するグループの一員として、過去に「原爆を軽視するような投稿をしていた」という印象がついたことで、SNS世論は一気に過熱。
署名サイト「Change.org」上では、「aespaの紅白出場停止を求めます」というタイトルでキャンペーンが始まり、短期間で異例の拡散を記録。
日本のネット世論が可視化されたことで、番組関係者やメディア関係者にも緊張が走っています。
炎上の原因はニンニンの「きのこ雲ランプ」投稿?
問題視されたのは、aespaの中国人メンバー・ニンニン(Ningning)が2022年に投稿した画像。
使用されたSNSアプリは「Bubble」で、投稿には「かわいいランプ!」といったコメントが添えられていたとされています。
しかし、そのランプの形状が「原爆のきのこ雲に酷似していた」ため、日本のユーザーの間で「被爆者や戦争被害者への配慮がない」「歴史認識が甘い」などと炎上が拡大しました。
本心からアレを可愛いと思ったの?それとも日本を侮辱できるから?なんかもう絶句。屑みたいな人間性。それを問題視しないで出場させちゃうNHKも、同じってこと?何人亡くなったと思ってるの?知りませんでしたとか、悪気はなかったとかでは済まないほどの犠牲者の数なんだけど。
— まめり (@chair_table_big) November 14, 2025
ニンニン本人には悪意がなかったとの主張もありますが、SNS上では「意図の有無ではなく、結果的に日本人を傷つけたのは事実」との指摘が相次いでいます。
特に、紅白という「国民的行事」の場に登場することへの拒否感が強く、過去の投稿が「公的な舞台への出演資格」にまで波及した形です。
「なぜ今さら?」掘り起こされた理由とタイミング
この投稿は2022年のものであり、なぜ2025年の今になって問題視されているのか?
それは、aespaの紅白初出場発表(11月14日)によって、グループに注目が集まったタイミングと一致したためです。
ネットでは、この出場発表直後からaespa関連の過去投稿が掘り返され、検索ワードに「aespa 原爆ランプ」や「aespa ニンニン きのこ雲」といったワードが浮上。
また、現在の日中関係や日韓関係の微妙な空気感も重なり、「文化的な無神経さ」や「外交的な緊張」に対する感情がSNS上で増幅されたともいえます。
署名7万7000人超!X上で広がる出場反対の声
署名運動は、11月16日夜〜17日にかけてスタートしました。
当初は数千件規模だったものの、18日夜には5万7000人超、19日の夜には7万7000人超まで急拡大しています(※複数メディア報道より)。
X(旧Twitter)では、「#aespaの紅白出場取消を求めます」「#aespa原爆ランプ事件」などのハッシュタグが急浮上し、関連ワードはトレンド入り。
「紅白出場にふさわしくない」「歴史への敬意が足りない」といった投稿が急増しました。
一方で、「出演依頼はNHKからであり、今さら取り消すのは不誠実」といった冷静な声もあり、ネット世論は明確に賛否が分かれた状態です。
普通に考えてaespaを紅白に出して良いわけがないよね、国営放送に反日が出るとか許せないんだけど
はっきり言って日本の敵#aespa原爆ランプ事件#aespaの紅白出場取消を求めます pic.twitter.com/GQcTkIdFhA— 勤労_mania 2代目垢 (@KMK_DSH_mania) November 14, 2025
NHKと出演者の対応に批判も?広島・長崎との因縁
NHKはこの問題について、「意図はなかった」とのaespa側の説明を受け、総合的に判断して出場を決定しています。
しかし、今年の紅白には被爆地出身の著名人が多数出演することもあり、「なぜこのタイミングでaespaを選んだのか?」という疑問の声がSNSで多数上がっています。
出演予定者には、
- 有吉弘行(広島県出身)
- 綾瀬はるか(広島県出身)
- 福山雅治(長崎県出身)
- MISIA(広島との縁が深い)
といった“被爆地にゆかりのある人物”が名を連ねており、感情的な対立がさらに深まる一因となっています。
今年の紅白、戦後80年と言う事で、司会が広島出身の有吉と綾瀬はるか。トリが長崎出身の福山雅治とMISHAらしい
そこに原爆で大炎上のaespaをマジで出すの??
絶対無理だろ
もしこれで出場辞退しなかったらNHKがおかしいよ— ひとき (@hikudoku1) November 17, 2025
aespa紅白出場の今後は?出場取り消しの可能性は?
11月19日現在、NHKはaespaの紅白出演に変更はないとしています。
しかし、署名数が今後さらに増加すれば、再検討の可能性はゼロではありません。
特に公共放送であるNHKは、国民感情を軽視できない立場であり、世論の動きやスポンサーの反応次第では、方向転換も視野に入るかもしれません。
【コメント】NHK、紅白出場発表の「aespa」に言及 中国人メンバーも在籍https://t.co/37Pho9Lk0n
NHKの山名啓雄メディア総局長は「先日公表させていただいた皆さんに出演させていただけるんだろうと思っている」と現時点で決定に変わりはないとする立場を示した。 pic.twitter.com/ygK7CjAQAv
— ライブドアニュース (@livedoornews) November 19, 2025
一方で、aespaを擁護する声も根強く、「これは炎上狙いの過剰反応だ」「エンタメと歴史問題を混同すべきではない」といった意見も目立ちます。
この騒動は、芸能人の表現と社会的責任、過去投稿の影響、そして公共性のある番組の“あるべき姿”について、多くの議論を呼ぶ象徴的な事例となっています。
まとめ
aespa紅白出場をめぐる炎上は、「きのこ雲ランプ投稿」という一見些細な出来事が、歴史や文化、社会的感情と重なり合ったことで、ここまでの大きな騒動に発展しました。
署名数はすでに6万7000人超に達し、今後さらに伸びる可能性もあります。
NHKの対応やaespa側の姿勢、さらには世論の動きによっては、年末の紅白に予想外の展開が訪れるかもしれません。
「炎上は過剰反応」か?それとも「出場は再検討すべき」か?
あなたはこの問題をどう受け止めますか?
